R-TIME’S
14
立教大学 社会学部 現代文化学科4年
丸山里音さん
学部の勉強と
OCスタッフを両立

自分の時間を自由に使えるからこそ
さまざまなことにチャレンジして
学びを深めていくことができる

自分の時間を自由に使えるからこそ
さまざまなことにチャレンジして
学びを深めていくことができる

R-TIME’S
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自分の時間を自由に使えるからこそ
さまざまなことにチャレンジして
学びを深めていくことができる

「なぜ?」と考えられる現象が日常に散らばっている

高校2年生の時、地方のまちづくりや地域活性化に興味を持ちました。その時に知ったのが社会学部現代文化学科です。まちづくりについて学べる授業のほか、学科をまたいで学ぶ機会がとても多い点が魅力的と思い、社会学部を選びました。

社会学部には現代文化学科のほかに社会学科・メディア社会学科があり、自学科以外の授業も履修します。ゼミも同様で私はメディア社会学科のゼミ(井手口ゼミ)に入っています。専門は「音楽社会学」。現代における音楽文化の特徴について、社会学的な視点から考察します。

現在は、卒業論文執筆の真っ最中。
論文のテーマは「元号とアイドル文化の関係性について」。なぜ「昭和のアイドル」「平成のアイドル」と区切って表現されるのか、アイドルの特徴が元号で変わるのはなぜか? という疑問を持ち、このテーマに決めました。3年の時にプレ卒論として約1万字を執筆し、今はさらに考察を深めるための文献探しや仮説の見直しを進めています。

絶えず変化する社会を対象に多様なアプローチを学ぶ社会学部

立教の魅力を伝える一大イベントに積極参加

夏に開催されるオープンキャンパスは、池袋・新座両キャンパス合わせて4万人以上のお客さんが来場する一大イベント。立教大学では、学生が中心となって企画・運営を進めています。誘導や教室案内、トークライブなど、構成からすべて私たちがつくり上げているんです。私も1年の時から学生スタッフとして参加してきました。現在は大学職員と学生をつなぐ役割を担う、学生チーフとして活動しています。

●年間スケジュールとチーム構成

準備が始まるのは、8月のオープンキャンパスが終わった翌週ぐらいから。翌年3月までは、スタッフの人数調整、企画見直しなどを進めます。4月からはスタッフ募集を開始。5月には200名程度のスタッフが選ばれます。スタッフは「受付班」「相談班」「キャンパスツアー班」などに分かれて活動します。


●学生チーフの仕事

学生チーフの活動は、スタッフ募集の広報活動やプログラム提案、学生スタッフ用マニュアル、掲示物作成など多岐にわたります。細かくて地道な作業も多く、登校日の昼休みはほとんどミーティングと、かなり忙しいです。それでも、本番でスタッフが楽しそうだったり、来場者のみなさんの「立教に行きたくなった」「学生たちが楽しそう」という声をきくと、がんばってよかったと思います。

2020年度オープンキャンパスは中止となりましたが、
立教の魅力を知る動画を配信中です!

高校生へのメッセージ

「何か1つ熱中できたということを見つけてほしい」

社会学部での学び、オープンキャンパススタッフとしての活動など、私は少しでも興味があると思ったことには何でもチャレンジしてきました。大学生になると高校のように決まった授業を受ける形ではなくなるので、何を学ぶかは自分次第になります。新たなチャレンジをすると、新たな価値観の人に出会うことができます。自分の考えにはなかった視点を持つ人に出会えると、自分の考えがアップデートされて成長していく実感が得られるんです。現在は就職活動中ですが、今後も自分のやりたいことの軸を見失わず納得できる進路にたどり着きたいと考えています。

高校生のみなさんも、勉強でも部活でも何でも良いので、「熱中できた!」と胸を張れることのできる活動をひとつ見つけてほしいです。その経験が、壁に立ち向かわなくてはいけなくなったときに、背中を押してくれる力にきっとなるはずです。

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